防音リフォームの種類と費用相場について解説

防音リフォームの種類と費用相場について解説

どんな目的で防音したいのか、どのくらいの防音効果を期待するのかでリフォームの種類は異なります。

この記事では、防音リフォームの種類や、それぞれどんな方法があるのか、また費用相場について紹介します。

さらにマンションで防音工事が可能なのかについても解説します。

床の防音リフォーム

①防音性のある床材に張り替える
費用目安25〜30万円
床材自体を防音性のある床材に張り替えるリフォームです。
②床材の下に遮音マットや吸音性のある素材を敷く
費用目安30〜60万円
グラスウールなど吸音性のある素材でできた遮音マットを床材の下に入れる方法です。
③防音カーペットを敷く
費用目安1〜5万円
既存のフローリングの床の上に、「コルクマット」「タイルカーペット」「低反発素材カーペット」などを敷くだけの、手軽にできる防音対策です。クッション性のあるものの方が吸音効果は高くなります。
また間に吸音シートを敷くと防音効果は高まりますが、①や②の方法に比べると防音効果は劣ります。

壁の防音リフォーム

①壁に吸音材と遮音シートを入れる
費用目安18〜25万円
既存の壁を撤去して壁の内部に吸音材と遮音シートを施工する方法で、高い防音効果が期待できます。
壁自体の工事がむずかしい場合は、グラスウールを防音シートで挟んだ防音パネルを、既存の壁に貼り付ける方法もあります。
②換気口を防音仕様のものにする
費用目安2〜5万円
換気口から屋外に出る音漏れを防ぐ方法です。
屋外についている換気口のキャップを変えるだけでなく、屋内の換気口を一緒に取り替え、さらにダクトの中に吸音材(吸音パイプ)を入れると効果は上がります。
ただし屋外へ漏れる音を防ぐだけなので、集合住宅での防音対策としては物足りないでしょう。

窓の防音リフォーム

①防音機能のある窓ガラスに取り替える
費用目安5〜13万円
既存の窓ガラスを防音機能のある窓ガラスに取り替える方法です。
違う厚さのガラスを2枚合わせた「異厚複層ガラス」と防音機能のある特殊な中間膜を用いた「防音合わせガラス」があります。
②内窓をつける
費用目安7〜15万円
既存の窓の内側に新たに窓をつけて、二重窓にする方法です。既存の窓に手をつけずに済む工事なので、マンションでも施工できる場合があります。
③防音板を設置する
費用目安2万円〜
ワンタッチで窓に設置できる防音板です。取り外しが自由にできるので、防音対策が必要なときに利用できます。
④遮音カーテン
費用目安0.8〜1.5万円
①〜③に比べて効果は劣りますが、手軽にできる防音対策としてカーテンを遮音タイプに変える方法があります。
高い音(赤ちゃんの泣き声や子どもの声など)に対しては防音効果が期待できますが、振動を伴う低い音(電車の音や工事の音)を防ぐ効果は期待できません。また隙間があると防音効果は低くなるので、採寸して窓にぴったりのカーテンをつけましょう。

マンションも防音工事していいの?

多くの人が暮らしているマンションでは、音に関するトラブルが多く聞かれます。

マンションの場合、戸建住宅と違って防音工事には制限があります。一般的に工事が可能なのは、分譲マンションの専有部分に限られます。

マンションの専有部分とは住戸の内側のことをいい、個人の所有物になります。専有部分以外は共有部分で区分所有者全員の財産とされています。

マンションも防音工事していいの?

そのため例えば、内窓の設置は可能ですが、共有部分にあたる窓やサッシの防音工事はできません。またマンションにはそれぞれ規約により、専用部分を含めリフォームが制限されている場合があります。

防音工事をする際は、専有部分だからと勝手に進めず、必ずマンションの管理組合に確認してから進めましょう。