防音工事で妥協してはいけない3つのポイントとは

防音工事で妥協してはいけない3つのポイントとは

防音工事は費用が高額になりがちなので、どうしても妥協して価格を抑えようとしてしまいます。しかし、後々公開しないためには、絶対に妥協してはいけないポイントがあります。ここではそれらについて説明しています。

遮音性能

あたりまえですが、遮音性能は最も妥協してはいけないポイントです。価格を抑えたいがために「このぐらいは大丈夫だろう」と妥協をすると、結局音漏れへの苦情を気にしながら利用しなければいけないからです。

近隣の人や家族が音漏れを気にしだしたら、それまで気にしてなかった些細な音にも反応しやすくなります。せっかくの防音室を使用禁止されて物置になってしまうことも十分に考えられます。

遮音性能

目安として、防音室の外にもれる音量が30~40dBなら、夜でも安心してドラムを叩けるでしょう。
簡易的な騒音測定器なら、Amazonのベストセラーでも1,000円代で購入できます。一度スタジオでドラムの音量、バンドの音量、家の外の音量(NC値)を計測してみるといいでしょう。

室内音響

安さに目がくらんで、技術力のない防音工事業者、もしくは知識のないリフォーム会社などに依頼して失敗することが多いのが室内音響です。
たとえば8畳など正方形の部屋では、よほど知識とノウハウがないと、音が回ったり、特定の周波数がキンキンして演奏を楽しめません。

室内音響

これはわたしがお願いした日本防音株式会社の方から聞いた話ですが、そういった正方形の部屋は、将棋のコマのように壁同士が平行にならない部屋にすると音回りしすぎるのを防ぐことができます。

室内音響で失敗しないためには、「リハスタ」「レコスタ」の防音工事を施工した経験のある業者を選びましょう。そういった施設は利用者の耳が肥えていて、音質が悪ければ人が来なくなるからです。

電源周り

ドラムやウッドベース、トランペットなど「電源不要な楽器」を「演奏」しかしないなら必要ありません。しかし、バンドで音を出したり録音をする時には電源も非常に重要になってきます。
「配線されていればいいだろう」と音づくりを理解していない会社が配線をすると、S/N比が低くなってノイズだらけになったり、電力ロスでアンプの音に元気がなかったりします。

電源周り

わたしもファーマンの電源を使用したり、オヤイデの電源ケーブルを使用したりして電源周りの試行錯誤をしたことがありますが、かなり違いますよ。

オーディオマニアには電力会社で音が変わる、とか音質を追求してマイ電柱を建てた、という人もいるらしいです。半分ネタだとは思いますが、「そんなバカな」と一蹴されていないことは、それだけ電源が重要だということなんだと思います。

まとめ

ほかに大事な点としては、部屋のデザイン性も妥協はしたくないところ。デザイン性が優れていると、練習が楽しくなりますし、愛着もわきます。
しかし、そこはあとからでもどうにかできるポイントです。まずは遮音性能、室内音響、電源周りには惜しみなくお金を使いましょう。